神宮大麻頒布始奉告祭

宮平 剣神社にて
令和5年12月3日
神宮大麻頒布始奉告祭が
執り行われました。

頒布始奉告祭(はんぷはじめほうこくさい)は、
各戸に
神宮大麻を
配布する惣代に
災いがかからないようにと
神様に報告する
お祭りです。

奉告祭が終わり
お神酒をいただき
各集落総代に神宮大麻が
二宮宮司より手渡されました。

神宮大麻頒布始奉告祭とは、伊勢神宮で奉製された神宮大麻と暦を全国の神社や氏子に頒布することを神様に報告する祭りです。神宮大麻とは、天照大神をお祀りする伊勢神宮のお札で、日本の中心の神様として全てに恵を与えてくださるとされます。暦とは、神宮で発行される暦で、神事や節句などの日付や方位などを知ることができます

神宮大麻頒布始奉告祭は、以下のような流れで行われます

  • 1月に神宮大麻暦奉製始祭が行われ、神宮大麻と暦の奉製が始まります。
  • 4月に大麻用材伐始祭が行われ、神宮大麻の中心となる用材が伐り出されます。
  • 9月17日に神宮大麻暦頒布始祭が行われ、神宮大麻と暦が神宮大宮司から神社本庁統理に授けられます。その後、各都道府県の神社庁長に伝えられます。
  • 9月下旬に各県の神社庁で神宮大麻暦頒布始奉告祭が行われ、神宮大麻と暦が各地域の神社に届けられます。
  • 12月に各神社で神宮大麻暦頒布終奉告祭が行われ、神宮大麻と暦の頒布が終わります。