上早川の歴史と伝説 その84

これまで、日光寺に所在する縄文時代晩期(約2,500年前)に営まれた集落跡である細池遺跡の遺構や遺物を紹介してきました。今回は、この遺跡の特徴ともいえる〝玉作り〟を前回に続いて取り上げます。

細池遺跡の玉類とその未製品(上段:翡翠ほか・勾玉 中段:翡翠ほか・丸玉 下段:滑石・管玉)
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上早川の歴史と伝説 その83

これまで、縄文時代晩期(約2,500年前)の集落跡である細池遺跡の住居跡や土器・石器を紹介してきました。今回と次回は、この遺跡の特徴である玉作りを紹介します。玉とは身を飾る石製の装身具のことで、細池遺跡はこの玉を盛んに作っていました。

細池遺跡出土の玉作用砥石(長者ケ原考古館所蔵)
1:筋砥石
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