上早川の歴史と伝説 その91

これまで数回に渡って「早川入江」伝説を取り上げ、人類の有史以降において早川谷に海が入り込んだ事実は無く、全くの創作であることに言及してきました。ここでは、そのまとめをしておきます。 この伝説は、「往古早川谷之絵図」と「貝塚の貝」、「土塩・東海」などの地名が合体してあたかも史実であるかのように広まり、『上早川村勢要覧』(1952)にも掲載、学校でも教えられ、家庭では祖父母から孫に伝えられました。

標高200尺(60m)まで海であったとする「大彦命降臨時の国図」
(『北越風土記節解』丸山元純)
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上早川の歴史と伝説 その90

「往古早川谷之絵図」創作の背景と普及

これまで、早川入江伝説に纏わる関係資料を紹介し、そうした伝説が創作された背景を探ってきました。ここでは、そうした創作図が描かれた歴史的背景と伝説の広がりを確認しておきます。

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