一般的にはとうもろこしだな。
植えるから来て~
とお誘いがあったので行ってきました。
リオンの里でトウモロコシ
大平集落にあるリオンの里で6月3日、トウモロコシ苗の移植作業が行われました。
リオンの里とは、リオンの花を植えたことが由来で、上早川小学校が在った頃、当時の教頭先生が岐阜出身で、そこの農家さんがリオン栽培をやめるという話がありもらいに行ったとのこと。最初は、リオンの栽培を続けていたのですが10年以上前からトウモロコシ栽培に変えたそうです。栽培している場所は、大平十二社の近くで稲作をやめた田んぼを活かしたいという地主さんから1反ある土地を借用し栽培しています。作業には、上早川小学校の児童が手伝いをしたこともありました。
現在、リオンの里で活動しているメンバーは10人。この日は6人で移植作業をしていました。苗は種から育苗ポットで芽出しを行い、本日、移植作業。100m近くあるマルチをかぶせた畝が7列あり、1畝2列300本、全部で2100本移植するとのこと。3年前からは、機械をリースし、植えていてマルチも機械で敷いたとのことです。
伺ったときは、移植機械の調子が悪く、うまく植わらず、JAを待っているところでした。「これ、全部手植えになると大変ですねぇ。」…と、修理屋さん到着。植え付け部を調整し、作業再開。カチャッ・カチャッという音をたて順調に動きだしました。トウモロコシの品種は「ほしつぶコーン」1本の苗から1本の収穫。全部はいい品物にはならないとのことです。
植え付け後の作業は、猪対策で3段の電気柵を設置。マルチをめくり追肥。虫がつかないよう基準の農薬散布。晴れた日が続き乾くようなら日焼けしないよう水やり。用水が使えず、軽トラックに水タンクを積み運んできての水やりだそうです。
収穫は、順調にいけば8月10日ごろのお盆前、食彩館と焼山の里ふれあいセンターに出荷、個人からも注文があり、植える前からきているそうです。太陽に当たると糖度が落ちるので、朝取りをするとのこと。5時から行うので収穫の取材に来てねとお誘いがありました。起きられるかな…。(お)