令和6年8月24日(土)10:00~焼山の里ふれあいセンターにて
サイエンスカフェ ~噴火実験で焼山について学ぼう~が
開催されました。
実験は、火砕流によってどのように融雪型火山泥流がどのように起こるかの実験でした。
カフェは、フォッサマグナミュージアムの企画で、講師に北海道から来られた北翔大学の横山教授より噴火実験が行われました。
●最初に噴火の実験。
◇マグマをバスクリンを使い噴煙の再現でした。
「噴煙柱をある程度の高さまで行くと空気の層が変わるので横に広がる。
ときおり噴煙柱にならず地上に落ちる噴火が起きる。これが火砕流。」
●次は、融雪型火山泥流の実験
◇きな粉とアイスと塩で泥流の再現。
きな粉に片栗粉を混ぜた火山灰を降らせ、
雪に見立てたアイスを積もらせ
コンロで熱したアツアツの塩で火砕流。
噴火で火砕流が起き、雪が溶け火山灰と一緒に流れてくる様子が再現されました。
実験には、より実物に近づけるようにといろんな種類のものを試した道具や材料が身近なもので用意されていました。油分があるバスクリンで噴煙柱、油分がないバスクリンで火砕流を作り、アルミホイルで山と川を作った泥流実験では間違って口に運んでも大丈夫なような材料が使われていました。
バニラのアイスが溶け、いい匂いが漂う会場でした。
おしまい。