糸魚川市駅北大火復興事業総合竣工式

オープニングの動画が始まり開会。主催者の米田市長から「人の顔が見える街づくり、居心地の良い街づくりを進めてきた。後世に伝えることが責務。」と挨拶があり、

続いて来賓の皆様から挨拶がありました。残念ながら、予定されていた四名のうち高鳥衆議院議員、梅谷衆議院議員、花角県知事の三氏については、国会が開会していたり、公務があったりで代理人様からのメッセージ伝達でした。

中村県議会議員からは、「悲しい状況からよくここまで来た。人災である火災が自然災害と認定されたことは、みんなで力を併せたから勝ち取れた。政治力をつけなければいけないと思った。記憶にとどめることが大切なのではないか。」と話されました。

記念講演会では、講師に東京理科大学教授の関沢様から「火災をふり返り教訓を次世代につなぐ」を演題に講演がありました。

記念講演

「災害の教訓を次世代に伝えていくことが大切。飛び火で周囲に広がった。消防が到着するまで時間がかかるので地元で火災を抑えることが大切。密集地での大火は、危険でないところで水をかけるなど予防活動を行う。予防消防活動ができるよう街を空っぽにしてはいけない。講演の依頼があれば『糸魚川に学べ。』と話す。ずっと言い続けられるよう取組を続けてほしい。」と締めくくられました。

こども消防隊

最後にこども消防隊が登場し、「地域を守る大人になります。」とメッセージが伝えられ、「火の用心!」で竣工式は終了しました。(お)

あの頃、私はというと消防団に所属していて、

お昼ちょっと前に、全団員に出動に指令が入り、同じ部の団員から連絡が入り、出動せんなんねぇ。とちょっと軽めの気持ちで…

積載車を取りに小滝の現場から上早川の格納庫へ…。
同乗する団員からすごい煙、海まで到達している。との情報を聞き。え~!と大変さを認識。
途中から同乗する部長を早川ハピーでひろい、現着。

どうしたらいいのか、指示が欲しいのだがなかなか分団長に連絡が取れず…
地元の方なのか、防火水槽まで案内され、入庫したばかりの新車からポンプを下ろしホースを延長、他分団のポンプに接続。小さいトランシーバーでは、伝令が伝わらず、結局、ポンプと媒介先を行ったり来たり…。

そのうち、人が足りない。ほかへ応援にということで移動。
みいちゃん通りの以前は開渠だった水路の中に入り水をせき止める役目。
黒い水が流れてくる。水量が増えてくる。火災水の循環?

炊き出しの冷たいおにぎりをいただき、水送りの活動を続ける。

朝になり、鎮圧状態。

跡警戒。指示待ち。ようやく解散のうわさが流れ…。
15:00ごろ解散命令。やっと帰れる。長い長い消防活動でした。

おしまい。