『越』

~上早川のバス停~

つづきです。

岩山の次のバス停が『越(こし)』です。

ここはT字路になっていて、付近には、小泊まりやさん、近喰呉服店、たたみやさん、簡易郵便局、越集落センターが近くにあります。少し行くと五十嵐輪店があり、現在は、閉まっている加藤商店そして島田医院がありました。越区(越集落)の中心地ですね。左に曲がると越橋を渡り市指定文化財の不動城跡のある不動山へ続く道となります。

越区(こしく)は、越川原(こしがわら)、下越(しもこし)と上越(かみこし)が一緒になった旧越(きゅうこし)、岩本(いわもと)と谷内(やち)が一緒になった西越(にしこし)、要害(ようがい)のそれぞれの集落が合併して越区となったとのことです。

越区は上早川でも大きい集落の一つで独自の文化があります。越集落センターの横の広場では、毎年8/14に盆踊りが開催されています。4月には、日光時のけんか祭りにも関係していて、むかしむかしの幼いころの記憶をたどると、お祭りには獅子が集落内を歩いていて怖い思いをしたことを思い出します。

ところで、バス停の名前はもちろん地名が越だから『越』なのですが…なんで越?

越で検索すると(えつ)という読み方でいろいろあるようですが…。腰痛持ちがいっぱいいて腰が越になったなんてうわさ話はないようです。えちごの時代から越(こし)なのでしょうね。きっと… ^^) _旦~~

(ひ)